境界線の境界線は一体どうなっているのかというお話
こんにちは。ラーメンだし太陽系電波放送部です。
昨日ブログを開設したわけで、
流石に2日間くらいは更新した方がよろしいのではないかと
妖精さんが囁いているので更新です。
今回のお題
境界線のお話。
上の画像は水平線ですね。
水平線も「陸」と「海(水面)」という境界線を内包しています。
ええ、これだけではなんのこっちゃと。
謎が深まってきたところで、
本題。
ライトノベルと一般小説の違いについて
です。
普段何気なく使っているライトノベルという単語について、
少し考えてみましょう。
なお、今回扱う一般小説は『非ライトノベルであるもの』、とします。
ジュブナイル小説も一般小説に含みます。
……ジュブナイル小説を一般小説と仮定しないとすると、
と、三段階もの過程を経ないと一般小説とライトノベルの境界線が引けませんからね……
《(和)light+novel》10代から20代の読者を想定した、娯楽性の高い小説。会話文を多用するなどして、気軽に読める内容のものが多い。 ライトノベルの意味 - goo国語辞書
と、あります。
なんのこっちゃ。
10〜20代の読者を想定している娯楽性の高い小説なんて、腐るほどあります。
会話文を多用している読みやすい小説なんて、山のようにあります。
上記2属性をどちらも含有している小説なんて、掃いて捨てるほどあります。
と、一般的な定義(?)がアテにならないことが分かりました。
ライトノベルの特徴
まずはラノベの特徴を洗い出してみましょう。コトバンクに載っているものは省略します。
- イラストがある
分かりやすい特徴ですね。 - 主人公が幼いことが多い
コトバンクの定義にもありましたが、ターゲット層が10〜20代ですからね。自然と感情移入のしやすい中高生が主人公になることが多いです。 - 改行が多い
これもコトバンクにあったようなやつです。 - 女性キャラが多い
まあ、察しろ
そんなわけで、ライトノベルの特徴のようなものを書き出してみました。
正しいのは正しいのですが、上記特徴の存在しないラノベや、
上記特徴を全て兼ね備えている一般小説もあります。
じゃあ一体ラノベってなんなんだよ、と。
そうなんです。
ラノベって定義が不可能なんですよね。
結論
じゃあ結局なんだったのかと言いますと。
私はラノベと一般小説に違いはないと考えています。
境界線なんてものはあやふやなんて可愛いものではなく、
ぐちゃぐちゃと曲がりくねったものになっていると思います。
それこそ、境界線という線引が不可能なレベルで。
それでも、あえて強引に境界線を決めるとしたら、
それは
出版レーベルの違いになるのではないかと